2017/07/14

私は大人になんてなりたくなかった。

子供の頃はよく未来の自分を想像したものだが、あの日みた夢とは遠く離れた人間になってしまった。夢の中の願いを遂げることができなかった。

そのことがずっと私を苦しめている。あの頃の自分に許しをこう姿は哀れだ。でも仕方がない。過去はやり直せない。

今日は精神科を受診する日だ。先生の背後にはいつもあの頃の私が立っている。今回も先生に向かって泣きながら謝罪をくりかえす自分がいるのだろう。

私は夢をみすぎた。これから先の分まで、子供のうちに夢をみてしまった。

もう私が夢をみることはないだろう。私は永遠に、昔みた夢の海を泳ぎ続ける。

私の悲しみはこれで終わり。

私の全てはあの日で終わり。