2017/07/12

ずっと行きたいと思っていた赤レンガ建物へ行った。土曜日なせいか少し混んでいた。

展示物はどれも興味深いものだった。しかし展示数は少なめだったので、映像資料も全部見た上でも30分くらいで済んでしまった。

展示室のすぐそばにカフェがあったので、カフェでカブトビールを2種類いただいた。私は酒に弱いので、グラスの中身の残量が半分になったところで夫のグラスとトレードした。

土産にと二人でカブトビールの2本セットを購入した。カブトビールは明治と大正で2種類あるからだ。

ビールを飲み終え、機銃掃射痕を見に建物の外へ出た。たしかに壁には大量の穴ボコがあった。

宿に帰ると、宿の主人が分厚いアルバムを持って訪ねてきた。今日、青い鳥がいたんですよ、写真に収めたんですが綺麗でしょう?言った。もしやと思い写真を見せてもらうと、昨日車窓から見たあの鳥だった。やはりあの青い鳥は私達の一歩先を羽ばたいているのだ。

部屋に戻り夫に青い鳥の話をした。世界はいつも何かを追いかけているんです。風は雲を追いかけて、あなたは青い鳥を追いかける。青い鳥だって幸福を追いかけているんです。と夫は言った。

なるほどと思いうなずくと夫は、僕だってあなたを追いかけているんですよ。と付け加えた。

夫は自分が私を追いかけていると思っている。しかしそれは違うのだ。本当は私が夫を追いかけている。本物の青い鳥は夫自身なのだ。夫が私を信じてくれるのなら、私の幸福はそこに存在する。私も誰かの青い鳥でありたいと強く思った。