2017/06/05

久々に出かけた。電車に飛び乗ったら知らない土地にたどり着いてしまったので、先方を30分以上待たせてしまった。私は人を待たせるのが嫌いだ。自分が待ち構えたい方だから。

先方は私にアイスクリームを食べさせてくれた。一緒にDVDを観た。非生産的だが充実した時間だった。細胞達のよろこぶ声が聞こえた。私の細胞は映像を観ながらアイスクリームを食べるのが好きらしい。私は食べる時くらい食べることに集中したい。しかし細胞が拗ねると記憶を探るのが一大事になるので、許すことにした。

帰りの電車で酷く酔った。細胞が拗ねたらしい。私の思考は脳髄の電話交換手によって伝達されてしまっていたらしい。久々に吐いた。あんなに甘かったアイスクリームが酸っぱかった。

私は一人ぼっちが好きだ。誰かに気を使う必要がないから。私は一人ぼっちが嫌いだ。細胞がおしゃべりを始めて、脳髄の電話交換手達がパニックに陥るから。私は脳髄の電話交換手達をパニックに陥れるのが嫌いだ。細胞が遠くの細胞と会話を続けようと、叫ぶように話し始めるから。私は脳髄の電話交換手達をパニックに陥れるのが好きだ。自分を大切にするためには、大切に自分を壊していくのが一番と聞いたから。

いつも、目が覚めたらあなたがいたらいい。そう思っていた。そしたら電話機の欠片を渡して、シロップ漬けにしてもらうのだ。海老の踊りなんて知らなくていい。あなたが電話機の欠片のシロップ漬けを持って遊びにきてくれるなら、もうそれでいい。あなたを愛しているから。